なぜ、TOEICには、Speakingがないの?
総合的英語能力とは、Listening、Reading、Speaking、Writingの4つの分野で成り立っています。TOEICはそのうち、Listening、Readingの2つから成り立っているテストです。
コミュニケーションにおいて一番大切なのは「話す」という行為のはず。なぜ、TOEICにはSpeakingテストがないのでしょうか?
TOEICは、コミュニケーションツールとしての英語習得ニーズの高まりを受けて、日本からの依頼により米国のテスト機関で開発されたテストで、一度により多くの受験者が、安価に試験を受けることができるよう開発されました。
また、ListeningとSpeaking、そしてReadingとWritingの間には、相関関係があることが統計的に証明されています。実際にWoodford(1982)という研究では、TOEICの結果とSpeaking、Writing能力には、0.83という高い相関係数がでているそうです。(0.7以上で強い相関関係があるといわれている。)
以上のような点をふまえて、TOEICではSpeakingテストを実施していないとのことです。
但し、TOEICスコアが高いのに英語がしゃべれない人が多い、という批判をうけてか、 2006年12月より、TOEICスピーキング/ライティングテストが導入されました。
ListeningとReadingは受動的行為ですが、SpeakingとWritingは能動的行為です。 日本人は特にSpeakingという能動的行為が苦手な人が多いといいます。聞く、読むという勉強に特化してTOEICでハイスコアをとっても、実際には話せない、書けないという人が多いのは当然のことなのかもしれませんね。
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